賢哲なる恣意性

桐峰矜公式ブログ

  

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モチベーションの種類とその扱い方

   

モチベーションには幾つかの異なった種類がある。まあ、どんなものでも細かく分類しようと思えば、それこそいくらでも無限に分けることができてしまうけれども、ここでは最も重要なふたつを考えてみようと思う。

 

それは大きく分ければ、「何かを始めるために必要なモチベーション」と「何かを続けるために必要なモチベーション」である。意外と見落とされがちなように思えるけれども、実はこのふたつは明確に異なる性質のものなのである。だからこそ、それぞれの扱い方には気をつけなければならない。

 

まず、「何かを始めるために必要なモチベーション」というのは多くの場合、内的動機である。つまり、もう理屈でそれ以上の説明ができないような、自分の内側から湧き上がってくるような「やりたいからやる」という感覚である。

 

職業上のキャリアアップを目指して仕方なく何らかの知識や能力を身に付けるための行為を始めるにしても、最終的な意思決定を自分自身でしている以上はそれも内的動機の範疇に含めて良いだろう。

 

一方で「何かを続けるために必要なモチベーション」はというと、多くの場合、自己規律心によって支えられている。つまり、続けた方が良いと頭ではわかっていてもついついサボってしまいたくなるのが人間の性だが、そういう時に「続けられた自分」と「続けられない自分」を比較したときにどちらの方が良いのかと自分自身に対して厳しく問いかける力である。

 

この自己規律心が弱いと何事も続かない。ダイエットなどが顕著な例だが、端的にわかりやすく言ってしまえば、「おい、お前の人生、デブのままで良いのか?」という自問自答がきちんとできているのかどうかが運命の分かれ目である。

 

このふたつのモチベーションの性質の違いを良く理解しておくべきだ。自分がいま、一体どんなモチベーションが足りなくて成功できないのかを良く考えてみると答えが自ずと見えてくるのではないだろうか。

 

まあ、必ずしも出てきた答えがあなたにとって救いになるとは限らないが(笑)

 

 - 思考